細胞内サイバネティック・
アバターの遠隔制御
によって見守られる社会の実現

ムーンショット目標1
研究開発プロジェクト

細胞内サイバネティック・
アバターの
遠隔制御に
よって見守られる社会の実現

身体が持つ免疫能力を拡張する細胞内サイバネティック・アバター(細胞内CA)を開発します。医師・専門家が複数体の細胞内CAを遠隔操作することによって、体内をパトロールして、疾患の原因となる細胞の悪性状態を検査して、必要に応じて除去し、体をいつも良い状態に保つことができるようになります。2050年までに細胞内CAに見守られて、安全・安心な日常生活と健康寿命の延伸を実現します。

マイルストーン

2030年まで

多くの専門家に見守られた
安心感のある日常生活へ変革

体内の状態を日常的に把握する必要がある人が、医師や専門家たちの適切な処置やアドバイスを受けられて、安心感のある日常生活を実現できる。

2025年まで

技能や経験を互いに提供し合って
能力拡張する技能合体流通社会の実現

細胞内CAを利用することで、体内に近い環境で特定の疾患の原因となる細胞の悪性状態を検査して、必要に応じて除去するという一連の処理を遠隔制御できるようになり、体をいつも良い状態に保つことができる可能性を示す。この細胞内CAによって、擬似的に、身体に本来備わっている免疫能力を拡張することができ、副作用の可能性などがないかを検証できる第一歩を示すことができる。

研究開発テーマ構成

プロジェクトマネージャー(PM)

山西陽子
九州大学 大学院工学研究院教授

PM 山西陽子

代表機関:九州大学

PM支援体制チーム

研究開発項目1

細胞内CAのE3LSI 課題の
調査・検証

1-1

Yamanishi, Y.

九大・山西陽子

研究開発項目2

細胞内CAの設計

2-1

Yokomori, M.

九大・横森真麻

2-2

Dodo, K.

理研・闐闐孝介

2-3

Sugano, S. S.

産総研・菅野茂夫

2-4

Shoji, K.

長岡技科大・庄司観

2-5

Tagawa, M.

名大・田川美穂

研究開発項目3

細胞内CAの搭載

3-1

Yamanishi, Y.

九大・山西陽子

3-2

Kimura, N.

農工大・木村笑

3-3

Tsubouchi, T.

基生研・坪内知美

研究開発項目4

培養環境における細胞内
CAの遠隔制御評価

4-1

Sakuma, S.

九大・佐久間臣耶

4-2

Shirasaki, Y.

東大・白崎善隆

4-3

Kamatani, T.

医科歯科・鎌谷高志

研究開発項目5

生体内における細胞内
CAの遠隔制御評価

5-1

Tottori, N.

九大・鳥取直友

5-2

Takahashi, A.

がん研・高橋暁子

5-3

Yotsumoto, S.

東薬大・四元聡志

研究開発項目6

生体内模擬環境を利用した細胞内CAの遠隔制御評価

6-1

Hayakawa, T.

中央大・早川健

6-2

Sakuma, S.

九大・佐久間臣耶

お問い合わせ

ムーンショット型研究開発事業
研究開発プロジェクト

「細胞内サイバネティック・アバターの
遠隔制御によって見守られる社会の実現」

事務局
〒819-0395
福岡県福岡市西区元岡744
九州大学大学院 工学研究院 機械工学部門
流体医工学研究室 山西研究室
E-mail
pm_hosa_y_ms@bmf.mech.kyushu-u.ac.jp

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